Ploneのインストールには事前にZopeのインストールが必要になります。
Zope2.10.5のインストールはこちらを参照ください。
ZoneExpressは「Python2.4.4」、「Python Imaing Library」、「libxml2(Python bindings)」が導入済みです。
本説明では下記構成でのインストールとなります。
Plone WebサイトよりPloneをダウンロードし、任意のディレクトリに配置してください。
ここでは/home/adminに配置します。
Get Plone for all platformsからPlone-3.0.6.tar.gzをダウンロードします。
$ cd /home/admin $ tar xvfz Plone-3.0.6.tar.gz
Plone-3.0.6というディレクトリができる
$ cd Plone-3.0.6/ $ ls
以下の5つのディレクトリ/ファイルがある事を確認してください。
INSTALL.txt Products/ README.txt RELEASENOTES.txt lib/
利用するのはProductsディレクトリ、libディレクトリになります。 これらのディレクトリをZopeインストール時に作成した /usr/local/zopeinstance/Productsディレクトリに移動します。
予め移動先のディレクトリ内の確認を行ってください。
$ ls /usr/local/zopeinstance/Products
README.txtのみが存在している事を確認。
$ cd Products/ $ sudo mv * /usr/local/zopeinstance/Products
移動先のディレクトリにファイルが移動した事を確認してください。
$ ls /usr/local/zopeinstance/Products
予め移動先のディレクトリ内の確認を行ってください。
$ ls /usr/local/zopeinstance/lib/python
README.txtのみが存在している事を確認。
$ cd ../lib/python/ $ sudo mv * /usr/local/zopeinstance/lib/python
移動先のディレクトリにファイルが移動した事を確認してください。
$ ls /usr/local/zopeinstance/lib/python
不要になったディレクトリの削除を行います。
$ cd /home/admin $ \rm -r Plone*
$ cd /usr/local/zopeinstance/bin $ su # ./zopectl restart
別ウィンドウを開き、エラーログが出力されていない事を確認する。
$ cd /usr/local/zopeinstance/log $ tail -f event.log
WebブラウザからZope管理画面にアクセスします。
http://△△△.jp:8080/manage
左メニューのRoot Folderをクリックし、右画面のAddリストから「Plone Site」を選びます。
Add Plone Siteが表示されます。
IDを英数字で入力します。ここではplone001とします。
Add Plone Siteをクリックします。
左メニューにPlone001が追加されます。
表示されない場合はRefreshをクリックしてください。
作成されたPlone001を選択し、右画面のviewをクリックします。
ZopeワークスペースにPloneのトップ画面が表示されます。
http://△△△.jp:8080/plone001
(URL/作成したPloneサイト名)にアクセスすると、Ploneサイトのトップページが確認できます。
ログインする事で、通常コンテンツの作成はこの画面からZopeの管理画面を介さずにPlone上だけで操作を行う事ができます。
ログアウトする場合は、開いている全てのブラウザを閉じる必要があります。
以上でインストールは終了です。