Tracインストール手順

前提条件

  • 以下の手順はZoneExpressにTracをインストールする場合の手順となります。他のサーバにインストールする場合は設定が異なる場合があります。
  • 以下の手順はインタアクト株式会社が提供しているTrac日本語版 trac-0.10.4-ja-1を用いて説明しています。バージョンにより内容が異なる場合がありますがご了承ください。
  • インストールにはターミナルエミュレータを利用しています。ターミナルエミュレータについてはご自身でご用意ください。
  • 弊社ではTracに関するサポートは行っておりません。Tracに関するご質問にはお答えできません

本手順では、以下の条件でインストールを行うものとします。 ご自身の環境に合わせて適宜読み替えてご利用ください。

サーバー example.com
作業ディレクトリ /var/tmp
インストールディレクトリ/home/trac/
Subversion のレポジトリ /home/svn/
データベース SQLite3
Webサーバー実行ユーザー webservd

パッケージインストール

Tracに必要なパッケージをインストールします。

必須パッケージ

Python(バージョン2.3以降) 2.5.1をインストール済み
Subversion(バージョン1.0以降。※1.2.3又は1.3.1以降推奨) 1.4.5をインストール済み
ClearSilver(バージョン0.9.3以降) 要インストール
pyclearsilver 要インストール

ClearSilverとpyclearsilverをインストールします。
Python、Subversionは導入済みですのでインストールの必要はありません。
pkg-getコマンドは、どのディレクトリ投入してもかまいません。
rootユーザーで実行します。

# pkg-get -i clearsilver
# pkg-get -i pyclearsilver

データベース

SQLiteかPostgreSQLを選択して利用してください。
ここでは、SQLiteを利用します。

SQLite 2.8xか3.x(推奨)SQLite3インストール済み SQLite本体
pysqlite2 要インストール SQLiteのPythonドライバ 
PostgreSQL    インストール済み(ここではsqliteを利用します)PostgreSQL本体 
PyPgSQL PostgreSQlを選択した場合に必要PostgreSQLのPythonドライバ

pysqlite2をインストールします。
SQLite本体は導入済みですので、インストールの必要はありません。

# pkg-get -i pysqlite2

その他

下記のプラグインをインストールします。

setuptools プラグインのインストールに使用する
docutils Wiki の変わりに reStructuredText を使う
SilverCity ソースコードのハイライト
SWIG Subversion と python をつなぐのに必要
enscript ASCII テキストを PostScript, HTML, RTF、プリティプリントに変換
ap2_modpythonopenldap_rtのインストールに必要
openldap_rt pysvnのインストールに必要
pysvn SubversionをPythonで利用する為に必要
# pkg-get -i pysetuptools
# pkg-get -i pydocutils
# pkg-get -i silvercity 
# pkg-get -i swig
# pkg-get -i enscript
# pkg-get -i ap2_modpython
# pkg-get -i openldap_rt
# pkg-get -i pysvn

全て”<パッケージ名>のインストールに成功しました。”と表示されて正常にインストールされた事を確認してください。

Tracインストール作業

ファイルのダウンロード

Tracのファイルをダウンロードし、解凍します。 ここでは、インタアクト株式会社が提供している、日本語版を利用します。

# cd /var/tmp
# wget [ファイルDL先URL]
# unzip trac-0.10.4-ja-1.zip

Tracインストール

# cd trac-0.10.4-ja-1
# python setup.py install

Subversionのリポジトリ作成

Subversionのリポジトリの作成を行います。 <project>部分は任意のプロジェクト名を入力してください。

# mkdir /home/svn
# svnadmin create /home/svn/<project>

リビジョンの確認

# svn checkout file:///home/svn/<project>
リビジョン 0 をチェックアウトしました。

パーミッション変更

リポジトリに対して、WEBサーバーの実行ユーザーからの書込み権限を設定します。
ここでは、ZoneExpressのデフォルトのwebservdを設定します。

# chown -R webservd:webservd /home/svn
# chmod -R 770 /home/svn

プロジェクト環境の作成

# mkdir /home/trac
# trac-admin /home/trac/<project名> initenv
Project Name [My Project]> <project> <--プロジェクト名を設定します。
Database connection string [sqlite:db/trac.db]> <--未入力でEnterを実行します。
Path to repository [/path/to/repos]> /home/svn/<project> <--作成したリポジトリのパスを入力します。
Templates directory [/usr/local/trac/share/trac/templates]> <--未入力でEnterを実行します。

以下のように表示されれば成功です。

---------------------------------------------------------------------
Project environment for 'project' created.

You may now configure the environment by editing the file:

  /home/trac/project/conf/trac.ini

If you'd like to take this new project environment for a test drive,
try running the Trac standalone web server `tracd`:

  tracd --port 8000 /home/trac/project

Then point your browser to http://localhost:8000/project.
There you can also browse the documentation for your installed
version of Trac, including information on further setup (such as
deploying Trac to a real web server).

The latest documentation can also always be found on the project
website:

  http://trac.edgewall.org/

Congratulations!

以下のように表示された場合はリポジトリが作成されていないか、[/path/to/repos]のパスを間違えている可能性があります。

Warning:

You should install the SVN bindings

起動

起動確認を行います。
ここでは利用していない7999番ポートを利用しています。

# tracd --port 7999 /home/trac/<project>

WEBブラウザからhttp://example.com:7999/にアクセスします。
※example.comにはあなたのドメインを入力。

プロジェクト一覧が表示されるので、作成したプロジェクトをクリックします。

エラーなく表示されれば正常にインストールできています。

Apacheとの連携

Tracdで動作確認できたら、Apacheで動作するように設定を行います。

BASIC認証ファイルの作成

ここではログインにBASIC認証を使用します。\\BASIC認証用パスワードファイルの作成を行います。

# htpasswd -c /home/trac/.htpasswd <任意のユーザー名>
<任意のパスワード>

Apacheから読み書きが出来るようにオーナーグループの設定をします。

# chown -R webservd:webservd /home/trac

mod_pythonのLoadModule設定

dso.confに設定を書き込みます。

#vi /opt/csw/apache2/etc/extra/dso.conf

以下の行を1番下の行に追加してください。

LoadModule python_module /opt/csw/apache2/libexec/mod_python.so

Apacheの設定ファイルの編集

/opt/csw/apache2/etc/extra/directory.confを編集します。 バーチャルホストを利用している場合は環境に合わせたファイルを編集を行ってください。

# vi /opt/csw/apache2/etc/extra/directory.conf

mod_pythonの設定

以下の記述を追記します。

  <Location /trac>
    SetHandler mod_python
    PythonHandler trac.web.modpython_frontend
    PythonOption TracUriRoot /trac
    PythonOption TracEnvParentDir /home/trac
  </Location>

Basic認証設定

以下のファイルを追記します。

  <LocationMatch "/trac/[^/]+/login">
    AuthType Basic
    AuthName "Trac"
    AuthUserFile /home/trac/.htpasswd
    Require valid-user
  </LocationMatch>

  <Location /svn>
    DAV svn
    SVNParentPath /home/svn

    # Limit write permission to list of valid users.
    <LimitExcept GET PROPFIND OPTIONS REPORT>
     # Require SSL connection for password protection.
     # SSLRequireSSL

       AuthType Basic
       AuthName "Authorization Realm"
       AuthUserFile /home/trac/.htpasswd
       Require valid-user
    </LimitExcept>
  </Location>

Apacheの再起動

# svcadm restart http

ログインの確認

http://example.com/tracにアクセスし、右上のログインをクリックし ユーザー、パスワードの確認画面が表示され、正常にログイン出切る事を確認してください。

以下のエラーメッセージが出力される場合は、BASIC認証が正確に設定されていない可能性があります。
再度設定を見直してください。

Internal Server Error
500 Internal Server Error (Authentication information not available. Please refer to the <a href="/trac/project1/wiki/TracInstall#ConfiguringAuthentication" title="Configuring Authentication">installation documentation</a>.)

エラーなくログインが出来ればインストールは完了です。

関連リンク

projectmgt/trac.txt · 最終更新: 2008/06/30 16:17 (外部編集)
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