本手順ではWeb Stack版のRubyパッケージのインストール手順を説明しています。
Web Stack必須パッケージ“wsbase”のインストールが済んでいること。
インストールが済んでいない場合はWeb Stackについての必須パッケージインストールの項目を参考にしてください。
競合を避ける為、CSWruby,CSWrubygems,CSWrakeがインストールされている場合、アンインストールを行う必要があります。
インストールされているパッケージリストから、CSWRubyの有無を確認します。
$ pkginfo | grep ruby
出力に、下記3点のいずれかでも存在した場合は各アンインストール手順を実行下さい。
下記いずれも該当しなかった場合はWeb Stack版ruby,rubygemsのインストールへお進みください。
出力例
application CSWrake rake - Simple ruby build program similar to make application CSWruby ruby - An object-oriented language for quick and easy programming. application CSWrubygems rubygems - Ruby package manager
$ sudo pkgrm CSWrake
標準出力に削除確認が出るので“y”を入力します。
次のパッケージは現在インストールされています: CSWrake rake - Simple ruby build program similar to make (all) 0.6.0,REV=2005.09.21 このパッケージを削除しますか [y,n,?,q] y
下記出力を確認出来れば、アンインストール成功です。
<CSWrake> の削除に成功しました。
$ sudo pkgrm CSWrubygems
標準出力に削除確認が出るので“y”を入力します。
次のパッケージは現在インストールされています: CSWrubygems rubygems - Ruby package manager (all) 0.9.2,REV=2007.04.02 このパッケージを削除しますか [y,n,?,q] y
下記出力を確認出来れば、アンインストール成功です。
<CSWrubygems> の削除に成功しました。
$ sudo pkgrm CSWruby
標準出力に削除確認が出るので“y”を入力します。
次のパッケージは現在インストールされています: CSWruby ruby - An object-oriented language for quick and easy programming. (i386) 1.8.6,REV=2007.10.03_p110 このパッケージを削除しますか [y,n,?,q] y
下記出力を確認出来れば、アンインストール成功です。
<CSWruby> の削除に成功しました。
Web Stackアーカイブを展開したディレクトリへ移動します。
$ cd /var/tmp/webstack
インストールを実行します。
$ sudo pkgadd -d sun-ruby18.pkg
下記、標準出力の確認が出るので<Enter>を入力します。
The following packages are available: 1 sun-ruby18 Ruby & RubyGems (i386) 1.8.7 Select package(s) you wish to process (or 'all' to process all packages). (default: all) [?,??,q]:
正常にインストール終了し、下記出力を確認出来ればインストール成功です。
<sun-ruby18> のインストールに成功しました。
インストールのみではコマンドパスが通っていない為、フルパスで実行しなくてはなりません。
その為、コマンドパスを設定します。
コマンドパスを変更するを参考にユーザの.bashrcに/opt/webstack/binの追加設定を行ってください。
今回インストールしたRuby関連のパスは以下の通りです。
Rubyインストールディレクトリ | /opt/webstack/ruby/1.8/ |
Rubygemsインストールディレクトリ | /var/opt/webstack/ruby/1.8/gem_home/ |
コマンドディレクトリ | /opt/webstack/bin/ |